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関井さんに学ぶ。転職サイトの傾向と対策、どういうサイトが多いの?

2020年6月10日

転職サイトと一口に言っても、実際はそれぞれの傾向があります。
このため、それぞれの傾向と対策を考えて、自分が望む転職を成功させるために役立つサイトを見つけましょう。
関井圭一さんも転職サイトを活用することを推奨しています。

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大手の転職サイトの特徴

まずは大手のサイトです。
基本的には職種や業種なども様々なものを扱っているので、大手のサイトは様々な人に向いていると言えるでしょう。
逆に言えば、だれにでも良いサイトはあまりに裾野が広く使いづらい場合もあります。

とはいえ、こういったサイトは様々なサービスやキャンペーン、転職に関するイベントなども行っていますので、基本的には様々な転職希望者が活用するサイトとしてはよく知られています。
また、コンテンツの量が多く、読み物を読んで知識を得たり、診断サービスで適職や仕事の傾向などを調べられるのも大きなポイントでしょう。
また、多くのサービスを扱っていたり、非公開求人を扱っている大手サイトも珍しくありません。
このため、サービスを活用することでより良い求人や条件に出会えるかもしれないのも、このサイトのメリットといえます。

それぞれの特性を活かしたサイト

次に、それぞれの特性を活かしたサイトも注目されています。
これは例えば第二新卒やママさん、女性向けなどの特定の属性を持つ人を対象にした転職サイトで、多くの場合はサイトを見てどういう人を対象にしたサイトかを容易に知ることが出来ます。
この場合はその対象にぴったりマッチしたり、その属性を活かしたり何らかの配慮を求める形で転職したい場合には活用しやすいでしょう。
逆に言えば、サイトごとに出てくる条件にマッチしない人にとっては本当に無用の長物でしかありません。
このため、自分がその属性に合うか合わないかによって、かなり活用方法や活用方針が変わってきます。
読み物や診断の内容もかなり変わってきますし、個性的なサイトが多くあります。
サイトによっては求人数や内容に大きなばらつきや偏りがあるものの、大体のサイトでは様々な職種や業種を扱っています。

特定の職業や職歴のある人向けのサイト

そして特定の職業や職歴のある人向けのサイトもあります。
これは看護師や介護士、エンジニアやクリエイターなど、特定の専門的な仕事や高度な仕事での転職や、それらを活かした転職を中心に取り扱っています。
特徴的なのは、このような人たちやこのような特性を活かした転職がしたい人向けとなっていますので、実はあまり有名ではないサイトやサービスも多いのです。
ですが、知る人ぞ知るサイトやサービスになると、大手転職サービスやサイトよりもかなり使いやすいサービスも少なくありません。
また、この中からさらに細分化している場合もあります。
例えばエンジニアでもWeb系・アプリ系と、組み込み系は違います。
このためそういった細分化してほかの転職サイト特別化しているサイトは多いので、もし自分が行きたい方向がより明確だったり、こういう仕事がいいと明確に決まっている場合は、より細分化したサイトを使ってもいいでしょう。
ただし、こういったサイトは専門性が非常に高いため、それ以外の転職は当てはまらない場合も多いのです。
少しでもずれたら情報を掲載しないというサービスもありますので、例えば看護師免許保有者が事務系の仕事に就きたい時は使えないことが多いでしょう。
また未経験者がそういった仕事に就きたい場合に使われることもありますが、未経験者の場合は未経験者でも対応できる求人を扱っているかどうかで大きく分かれます。
大体の場合は経験者をちょっといい給料で迎えたいとか、経験者ではないと話にならないという職場が多いでしょう。

非公開求人やエグゼクティブ向けの求人

最後に、非公開求人やエグゼクティブ向けの求人というサービスもありますが、これらは本当に難しいサービスが多いのです。
というのも、非公開求人やエグゼクティブ向けの求人はあまり公開されていない上に、どういう人が欲しいかを決める基準や水準などが不明瞭なことが多いのです。
また、ある程度年齢が上の人向けとなっていますので、基本的には待遇や条件も厳しく、えり好みしやすい場合もあります。
とはいえ、マネージャーや管理職の経験があり、出来ればそういった経験を活かして転職したい場合は、こういったサービスを活用してもいいでしょう。
特に自分が魅力的な人員であると示すのがポイントですが、実際はそれぞれのサービスごとに違いがあり、対策が立てづらいのが現状です。

実際、転職サイトは様々なサイトやサービスがあります。
このため、専門職なら専門的な所が良いともいえず、かといって大規模なサイトの方がいいというばかりでもありません。
また、非公開求人が必ずしも魅力的な求人を扱っているともいえないのが現状です。

まとめ

実際は多くの転職サイトやサービスがありますので、いくつかのサービスやサイトに登録するのも手といえば手です。
特に転職サイトの当たりはずれはその人によってかなり違うため、いくつかのサイトを利用しても良いでしょう。
ミスマッチを防いだりサイトごとの違いを体感してみると、自分がどういうサイトが合うかが分かるかもしれません。

最終更新日 2025年6月9日