生活

プログラマー岩本氏の考えるオーディション

2024年12月16日

ファッション雑誌やイベント、ブランドの広告など華やかな場所で活躍するモデルになるためには、モデル事務所に所属して、モデルオーディションで合格しなければいけません。

モデル事務所に所属してしまえば、あとは勝手に仕事が来ると考える人もいますが、世の中にはモデルという仕事についている人は山の夜にいるわけで、そう甘い業界ではないのです。

まず、モデルオーディションにはどのような種類があるのか、ということを確認しておくと、会場型と専属モデルに分かれています。

モデルオーディションの種類

会場型というのは、大手の芸能事務所や有名ファッション雑誌、ファッションブランドなどが主催する大型企画のオーディションのことです。

書類審査から少しずつ候補者を絞り込んでいき、最終的にグランプリ受賞者を決定します。

各種メディアも注目し、何千、何万という応募者の中からたった一人しか選ばれないグランプリを勝ち取るのですから、一気に人気モデルとなる事もできる道です。

専属モデルというのは、ファッション雑誌などで毎年行っているようなオーディションのことといいます。

ファッション雑誌と言っても、どの程度人気があるのかというのは雑誌ごとに異なるので、知名度の高い雑誌のものであれば会場型のようなオーディションが行われます。

選考の過程では、審査員だけでなくその雑誌を読んでいる読者による投票で行われることも多く、いかに自分の魅力を多くの人に知ってもらえるか、という視点で選考写真を撮らなければいけません。

見事に専属モデルとなることが出来、キャリアを積んでいけばやがては俳優や歌手など別の分野でも活躍することもあります。

岩本譲二氏の考えるモデルオーディションの流れ

次に、そういったモデルオーディションでは、どのような流れで審査が行われて行くのかを見ていきましょう。

知人の岩本譲二が言ってたんですが、オーディションが行われるとき、一次審査では応募したいときには自分のプロフィール、自己PRなどを記入した書類を送ります。

オーデションの主催者は、そこに書かれている内容を元に書類審査を行い、多くの人をふるい落とします。

モデルとしての資質が問われているわけですから、写真が一番注目されるところなので、とっておきの写真を使うようにしましょう。

ただし、大事なのは、自分の魅力を引き出すことですから、自分にはないメイクやポーズをしたところで、違和感がでてしまうだけです。

スマートフォンやコンパクトデジカメなどの性能も向上していますから、自分で撮影することも出来ますが、完成度の高い写真を使いたいというのであれば、やはりプロのいるスタジオで撮ってもらうほうが良いでしょう。

スタジオによっては、オーディション写真についてのノウハウを持っているので、経験がほとんどないのであれば相談に乗ってもらうほうがいい写真を撮ることが出来ます。

良い写真を撮ることが出来たら、さらに付加価値をつけるために自己PRの推敲をします。

これも嘘をついても仕方がないので、自分の人間性、モデルをしている理由、オーディションを受ける理由をひとつずつ自己分析していき、ある程度出揃ったら、応募するオーディションで求められるモデルに自分がマッチしているということを伝えられるようにまとめていきます。

二次審査について

そうして書き上げた書類が無事に審査を通ったならば、今度は二次審査です。

二次審査では、審査員を相手に面接を行います。

書類審査で書いた自己紹介、自己PRのほかに、質疑応答、ポージングなどをしていきます。

個人で行うこともありますし、複数人のグループで行なうこともあります。

ここでは、その人がどういう人なのかということを応答の仕方から見ていくので、言葉に詰まったり、うつむいたりしていると良い印象をあたえることが出来ません。

二次審査に通ったら、三次審査でモデルとしての能力を、プロのカメラマンの撮影で確認していきます。

撮影現場でどのように振る舞うのか、カメラを前にどんなポージングをするのか、といったモデルのセンスを問われるので緊張して力が出ない、ということがないようにしないといけません。

当然のことながらカメラマンや周りのスタッフに対して礼儀正しく対応しなければ、人間性が疑われてしまいます。

そこで、合否を決めることもありますが、大きなモデルオーディションで読者投票を行うというときには、それなりの規模の会場を使って、観衆の前でランウェイウォーキングを行い、最終審査の結果が出されます。

きれいに歩くというだけでなく、流れる音楽に乗せてリズムよく歩く技術が必要です。

普段からダンスレッスンを受けて、どのようなジャンルの音楽でも対応できるようにしておけば、本番でも自信を持って歩くことが出来ます。

まとめ

モデルオーディションでチャンスをつかみたいというとき、重要なのは情報収集です。

いきなり大きなオーディションに挑んで、活躍したくなるのは当然ですが、それが叶うのは一握りのモデルだけです。

そこで挫折を味わい続けるよりも、まずは規模の小さいオーディションで、少ないライバルの中を勝ち抜く経験を積んでいくことで、自信をつけていくことが出来ます。

最終更新日 2025年6月9日