教育

東進衛星予備校の誕生と魅力について

2021年1月27日

東進ハイスクールの企業が運営する東進衛星予備校は、フランチャイズの形で全国に約1000校が展開している全国区の予備校です。
運営する東京の株式会社ナガセのいち部門に位置づけられ、直営校と遜色のない授業が全国どこでも受けられるようになっています。
衛星予備校は名前のように、衛星による授業の配信を行ってきたことにルーツがあり、提供が始まった1991年には衛星授業サテライブと呼ばれていました。

➡︎東進衛星予備校MSG

現在の1000校規模にまで発展した経緯

この自校舎の授業映像を全国に配信するシステムは当時画期的で、次々にフランチャイズ校が増えたことから、現在の1000校規模にまで発展した経緯があります。
初期の東進衛星予備校は、生授業の衛星授業を担当する位置づけでしたが、生授業が廃止された現在では直営校との差が殆どなくなっています。
基本的に学習システムに違いはないものの、指導方針は校舎ごとに異なるので注意が必要です。
衛星校でも直営の東進ハイスクールと同じく、いわゆる東進模試という模擬試験を受けることが可能です。
内容の質が高い上に成績の返却が早いですから、現在の実力を知るのに役立ちます。
高校3年生や高卒生は大学入試共通テストを受けられるので、合否判定によって自信がつきます。
合否判定で分かるのは国公立入試と私大一般入試、そして私大共通テストですから、志望校に合格できるかどうかの客観的な評価が得られます。
万が一合格の可能性が低いと判断されても、実力次第ではもう少し努力することで手が届きますし、選択肢の可能性が増えることにもなるでしょう。
いずれにしても、東進衛星予備校ではこのような役立つサービスが提供されているので、実力が分からず自信が持てない学生にとって頼りになります。

テレビでもおなじみの名物先生が多数在籍

今では約10万人の高校生が通って成績アップや大学入試合格の結果を残しているので、実績が豊富だったり知名度が高いのも頷けます。
1976年の設立から半世紀近く続く経営実績は伊達ではなく、蓄積してきたノウハウの量や厚みが違いますから、志望校の合格に向けて力を借りてみる価値があります。
テレビでもおなじみの名物先生が多数在籍していますし、講師陣の授業の質や指導力は本物なので、実際に授業を受ければ理解が深まり成績が上がる実感が得られるでしょう。
多くの人がどこでも何度でも授業を受けられるように、授業は映像が基本となっていますが、その分気兼ねせずに済むのが魅力的です。
東進ハイスクールではIT授業や高速学習と呼んでおり、約1万種類の授業が配信によって提供されています。
校舎に通う必要がなくなっているので、近年はオンラインでも授業を受けられますし、自宅にいながらでも教室と同等の学習に取り組めます。

映像のメリットを活かした1.5倍速でのスピード再生も可能

また映像のメリットを活かした1.5倍速でのスピード再生も可能ですから、効率良くサクサクと受講を進められます。
従来の一般的な予備校の授業だと、学習ペースが固定されていましたが、東進ハイスクールの東進衛星予備校の授業には柔軟性があるので、時間を無駄なく効率良く学べます。
それから基礎学力の徹底的な身につけに力を入れているので、基礎をしっかりと固めて自信を積み重ねていけます。
高速暗記講座と高速トレーニング講座の用意がありますし、やはりパソコンやスマートフォンでも学習できるので便利です。
東進衛星予備校では、担任指導と合格設計図作成システムによって、指導のペースや学習方針が決められます。
担任は生徒を受け止めモチベーションを保つ役割を担うので、心細くなりがちな生徒にとって頼れる存在です。
合格設計図においても、担任が必要に応じて適切なアドバイスを行いますから、最後まで諦めずに合格を目指せます。
結局のところ受験も合格の結果も生徒の努力次第なので、周りがいくらサポートしても限界があります。

スモールステップパーフェクトマスターの特徴

しかし、東進衛星予備校の指導は現実的で段階的に合格が見えますから、暗中模索の独学とは一線を画します。
指導する側にも学習に取り組む生徒にも無駄がないので、まっすぐ合格に向けた受験の階段を駆け上がることができます。
スモールステップパーフェクトマスターは、予め設定された小さい目標をクリアすることで、確実に自信をつけて合格に近づくという学習システムです。
高校入試から東大まで、全12段階のレベルの講座が用意されていますから、実力に合わせて一段上を目指せるようになります。
内容をしっかり理解できたか毎授業後にテストがあるので、客観的に理解できているかどうか確認可能です。
資料請求や体験入学に対応していますし、合格者の生の声に目を通すこともできるので、どういった予備校か良く分かりますし、合格の期待感を高めて入学を検討できます。

まとめ

小学生や中学生向けのオンライン学校もあるので、早い段階から勉強の苦手意識を克服したり、勉強の楽しさに気がつきやる気を高められます。
メインはあくまでも高校生向けの大学入試ですが、諦めかけてもう一度受験に挑戦したいという人にも心強い味方となります。

最終更新日 2025年6月9日