1.猫を飼いたい人が増えている
一人暮らしをはじめて、自宅でペットを飼いたいと希望している方は非常に多いです。
しかし今まで自宅でペットを飼った経験のない方にとって、猫や犬などを飼う上で必要な知識をきちんと把握しておらず、いざ飼い始めた時に思ったようにならなかったことで、ペットを捨ててしまうといった問題は多く発生しています。
このようなトラブルを起こさないためにも、まずは飼う上でのペットを迎える環境が自分自身に整っているのか、飼う上で必要なことは何なのかきちんと把握してから、ペットを選んで自宅に迎える準備をすることが必要不可欠なのです。
近年特に人気が高くなっているペットとして「猫」を選択する方は非常に増えています。
犬に比べて毎日の散歩などを行う必要がなく、自分のペースで生活をする動物なので一人暮らしの方でも飼いやすい特徴を持っていることから人気が高くなっているのです。
猫の生態としては、まず犬に比べて単独行動を好む特徴を持っています。
一人で遊んだり楽しむことが出来る動物でもあり、自分のペースで生活を行います。
飼い主に寄り添うのも、遊ぶのも全てペット次第といったマイペースな生態を持っています。
一日に平均15時間前後睡眠をとっており、初めてペットを飼うという方はずっと眠っていて病気なのでは?と不安に感じてしまう方も多いですが、これは特に問題はありません。
定期的に起き出しては活発に動き出す特徴があり、これは元々狩りをしていた生活の名残が影響しています。
2.猫は元来砂漠の生き物で水が大の苦手
この動物は砂漠の生き物であり、水の少ない環境で生活をしていた歴史を持っています。
そのため水に濡れてしまうと気化熱で体温が下がってしまい、夜の冷え込みで命を落とす危険があることから水が大の苦手というタイプが非常に多いのも特徴の一つです。
また皮膚に近い毛の根元部分は、水をはじきにくいということも水嫌いに関係していると考えられているのです。
このように動物の生態をきちんと知っておけば、実際にペットとして飼い始めた際にスムーズに対応することが出来るようになるメリットがあります。
初めてペットを飼う上で、自分の希望する品種とオスとメスを決めているという方は多いですが、オスとメスの違いとして挙げられる点がオスの場合活発で社交的であり、さらに人にも慣れやすい特徴を持っています。
それに対してメスの場合内気な性格が多く、人に慣れるまでに時間がかかってしまう場合が多いです。
ただオスもメスも子供のときから飼い始めることにより、自宅の環境に慣れやすいメリットがあるので、オスとメス関係なく人に慣れさせることが出来るようになります。
ただ成長してから引き取るという場合は、新しい環境に慣れるのに時間がかかってしまう可能性も高いので、ペットを飼うことに慣れていない方は小さな頃から育てることをおすすめします。
3.猫の品種による違い
猫を飼う上で品種にこだわるという方は少なくありません。
近年になって様々な品種が販売されていますが、その中で大きく分類されるのが短毛種と長毛種のち外です。
短毛種のほうがより原種に近いと考えられており、活発な生活の子が比較的多いと言われています。
それに対して長毛種は突然変異や人工的に交配されて生まれている品種が多いので、短毛種に比べて生活的に大人しい子が多いことがわかっています。
動物には季節に合わせて毛が生え変わる換毛期があるので、長毛種になるときちんとブラッシングをしないと毛が絡まってしまう恐れがあります。
長毛種は毛が長く非常に優雅な特徴を持っているので人気が高いですが、定期的なブラッシングで古い毛を綺麗に取り除くお手入れを行うことが必要不可欠となります。
実際に自宅にペットを迎える上で大切なのが、完全室内飼育を行うことです。
戸建てで生活をしている方などは猫を自由に外への出入りをさせてあげる場合もありますが、外飼は怪我や病気の原因を作ってしまう可能性がありますし、外飼の時間が長くなればなるほど、長生きがしにくくなるので長く大切に飼いたいと考えている方は、室内で快適に過ごせるように環境を整えることが必要不可欠となります。
ペットを迎え入れる上で最低限必要となるのが、キャットフードや餌用の食器、トイレ用品や寝床、ハウスを用意することです。
ハウスやケージは子猫のうちから慣れさせておくことによって、様々な場面で重宝することになりますし、何よりペットが安心出来る自分のテリトリーを作ってあげることが大切です。
また上下運動を好む動物でもあるので、室内でも運動がしやすいようにキャットタワーを設置してあげると、ストレス発散などを行いやすくなります。
この動物は好奇心旺盛な特徴を持っているので、部屋のいたるところを自由にあるきまわります。
興味をいだいたものに対しては執着する面を持っているので、ペットにとって危険になるものは予め取り除いたり、自分の大切なものは事前に別の場所に移動させておくことが大切です。
最終更新日 2025年6月9日